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11月30日
11月も今日、土曜日で終わりである。
昨日夕方からのI平の送別会そして新しいメンバーの歓迎会を行ったせいか、今日は少し頭が思い。
新しい出発をする彼の為にシャツとネクタイをプレゼントした。ただ、彼にとってはメンバーからの贈り物である「鬼束ちひろ」のDVDのほうが気に入っていたようだ。
まだまだ彼は、青い。
久しぶりに飲んだせいか少々酔いがまわっていたので、一人帰り際にオフィスに戻ってソファーで眠っていたのだが、扉をたたく音が・・・。

「ん?なんでしょう?」
眠い目を擦りながら出ると、そこには防塵マスクに作業着を着た男が立っていた。
「あれ?聞いてなかったのかな?これから害虫駆除の薬撒くんですけど・・・」
「これから?」
「ええ、すぐに。有毒ですけど、大丈夫ですか?」
大丈夫なわけないでしょ〜、ゴキブリじゃあないんだからね。
害虫駆除の為にオフィスを放り出された僕も、まだまだ青い。

12月は何かと忙しくなり、気がつけばそこには2003年へのカウントダウンが待っている。
1年は早い。

11月27日
I平君が今月一杯で退社することになった。
オフィスに面接に来たときは少しばかり世の中に拗ねたような感はあったのだが、入社してから2年近くたった今、23歳だというのに既にオッサン顔をしてオフィスで一番うるさい存在に変わっていた。
退社の理由は、オフィスのボスが仕事を押し付けすぎて我慢が出来なくなった、とか、カオナシ君のデスクの周りがジャンクフードの屑だらけで汚い、デスクの下から2年前の飴が腐って出てきたのには耐えられなかった、とかそういう理由ではないらしいのであるが、まあ一度は外の空気を吸ってみたいというのが本音ではないだろうか、と思う。
最後の最後まで彼をこき使ってしまったのだが、それは僕のほんの彼に対する愛情(変な意味ではないよ)の印だと思ってもらいたい。たいていは辞めるとわかるとそれから辞める日までは実践からはずして整理期間となるのであろうが、僕は最後の最後まで、辞めるとわかっていても教えてやる、と彼には言った。次の職場にそれが生かせるように。
それに応えて彼はきっちりと次に育ってくるスタッフに引継ぎを行い、僕が担当している非常に複雑な設計を最後まで手伝い、そしてそれを吸収していった。
さすがに今日は7時頃頭痛を訴えたので早めに切り上げて帰らせた。

「あ〜、いっぺいは二日酔いっすよ。昨日は随分飲んでたみたいですからね。」
夕食の帰りにカオナシ君が言った。
「なぁにぃ〜〜、そうだったのかぁぁぁ・・・」
残りの数日、僕から心からのプレゼントを与えるつもりでいる。
覚悟するように、I平。

11月20日
山陽自動車道を西に向ってハンドルを握る。
ここ数日長距離を走ることが続き少々疲労気味でもあるが、車に乗ることが増えると感じることもある。
最近はマナーが非常に悪くなった、ということだ。
車線を変更するときにもウィンカーを表示しない、窓から煙草の吸殻は捨てる、料金所で受け取った領収書をその場で投げ捨てて走っていく等々で、数え切れないくらいのマナーの悪さを感じてしまう。
平日の高速は流通業界の天下とばかりトラックが非常に多い。
ただトラックのドライバーはプロ意識が強いせいかそういうことはしないように思える。
一般のドライバーが多い傾向にあると思う。
どんなやつが乗ってんだよぉ〜ったく・・・と思って窓の中を見ると、いい年齢のオッサンが多いですね、そういうのって。大人でしょ、あなた!言ってみたくなってしまう。
大人がそういうことを堂々とやる世の中だから若い人がやるのもしかたがないんじゃないかな、と情けないような理論が成り立ってしまうわけである。
いつの時代でも、いまどきのわかいもんわ〜なんて言ってる大人ほど自分のことを少しだけでもいいから振り返ってみたらどうなのかしらね。
これは今は自分さえよければいいんだよ、なんて言う考え方が蔓延しているせいなのかもしれない。自分の周りから少しづつよくしていかなければ環境が決してよくなるものではないと思うんだけどね。

相棒のJはドアミラーのカバーがよくはずれる。
一度和歌山へ行ったとき、打ち合わせが終わって車に乗り込むときには確かにあった。だけど帰ってきたらはずれてなくなっている。
領収書のような紙切れではなく、アルミの比較的大きなものを道路に落としてきたことになる。
いまどきのおっさんわ〜なんていわれるかもしれない。黙ってたらわかんないよね
(それが駄目なんだって、おい!)

11月19日
雨で見えにくくなったリアウインドウをワイパーで拭き取ろうとするが、一夏を越えたときの我が相棒のその性能はすこぶる悪くなり、前がいっそう見えなくなってしまう。
ゴムの部分が夏の陽射しで硬化してしまうからだ。替えておけばよかったと後悔しながら朝から出石市へ向う。
養護施設の検査再びである。
六甲より海側は今日は快晴だったらしいが、六甲を越え兵庫の内陸部は天候が非常に不安定になっている。目の前の雨がそうだ・・・これはやはり僕が雨男のせいかもしれないが、それにしても、たまには晴れてくれよ〜という感じである。
ただいつものように楽しみは「官兵衛」の田舎蕎麦である。
午後からの役所の担当官の検査に立会い、終わったのが午後3時である。現場は寒かった。同行してもらっていたK設計のI氏と共に終わると同時に蕎麦屋街に向かう。
「いろいろ蕎麦屋はあるんですけど、ここが一番ってところ案内しますからね。」
「皿蕎麦って初めてなんですよ、仕事の後はやっぱりこうでなくっちゃね」
「その煎餅屋の角曲がったところですから・・・」
平日にしては人が多い。その大勢のじいさん婆さんをかき分けながら目的地へと向う。
今日はやっぱり田舎蕎麦かな・・いやいや時間が時間だけにないかもしれない。
ない場合は・・などと頭の中でメニューを考えているうちに店の前へ・・・・・。

「本日休業」

というわけで本日の写真は、なしですので・・・・

11月18日
日曜の夕刻から大阪に出る。大阪ドームでポール・マッカートニーのコンサートを見に行くためだ。
イベント会社を経営している知り合いの社長にキープしておいてもらったためか座席はアリーナとまではいかなかったが、3塁側の前から6列目でなかなかいい場所であった。
最近出たばかりのCD「Back in the US」の曲どおりの運びでオープニングは「Hello Goodbye」から始まり、ウイングス時代の「Jet」そして、「All my loving」と続いていく。
へフナ―のベースギターをかかえて登場してきたときは、やっと会えたな・・・という感じであった。これは先日のTulipの場合も同じ感慨ではあったが、こういうシーンが最近になって続いているのはやはり日ごろの行いが良いせいなのか・・・って、それは嘘です。
演奏を終えたポールにスポットライトが当たる・・・最初の言葉を待つ・・・・

「もうかりまっかぁ〜」

Sirの称号を与えられた彼の最初の言葉が、それであった。
まさか以前にこのうらじゅんで書いたように北野町のパーティーで知り合ったイギリスから来ていた女性に、挨拶代わりにそういう言葉を教えはしたものの、それが彼の地でポールに伝わってしまおうとは・・・・・まさかね。

ベースギターからアコースティックギターに持ち替えて、「Black Bird」を・・。
更に亡くなったジョージ・ハリソンがこよなく愛していたというウクレレで「Something」を弾き、リンダに対する曲として「My Love」を次々に歌いこなしていく。
曲が終わるたびに「おおきにぃ・・」関西弁がとてもうまい。
そのあたりのサービス精神がとても旺盛である彼に根っからのプロ、そしてショーマンとしての姿を見た。
立ち上がって一緒に「Hey・Jude」を歌うのだが、後ろから「立ち上がらないでよ〜、見えないでしょ」というサングラスをかけたちょいと業界さん風のおばはんの声を無視しながら一緒に熱唱してしまう。
だって座って腕組んで見てるのあなたたちだけなんだよ。みんな彼と一緒に歌ってるっていうのにさ〜・・・・。

2度のアンコールに応えて、「Lady Madonna」「Yesterday」を演じたときにはもう感激で涙が・・・。
涙もろくなる年齢なのかなと、考えつつもポールといえば、子供のような顔で楽しそうに演じている・・・さすがです。え〜、もう参っちゃいました。
2時間30分以上にわたって素晴らしい時間を与えてくれた PAUL McCARTNEY という芸術をこの目で生で見ることが出来たことに感謝です。
どうもおおきに〜

11月14日
仕事のし過ぎかどうかわからないが、西原君は腰を悪くしてしまった。
コンピュータを扱っていると、どうしても前のめりになってしまうのが常なのだが、彼は今それが出来ない。
CADで図面を書いていても、電話で打ち合わせをしていても常に腰をしゃんと伸ばして背筋を張っていなければ痛いらしいのである。
本人にとっては辛いことではあるが、まわりから見ていると妙におかしい。
後ろから見るといつも背筋を伸ばして姿勢よろしく仕事をしている。オフィス内で一人だけ座高が異常に高いのである。
隣に座って打合せをする場合などは、両方の足を揃えながら横滑りに座る、その姿勢がどうしてもオカマっぽくも見えてくる。
本人は辛い、と思うが・・・・妙におかしい。

カオナシ君は高校時代バスケットボールの選手だったらしいのだが、椎間板ヘルニアを患ってしまったとのことで、コルセットをしながら試合に出た。
腰を曲げるのが辛いわけで、背筋を伸ばしてドリブルをする・・・これを想像すると妙におかしくなってしまう。
まあその癖はいまだに治らないのか、走るとき、歩いて移動するとき上半身は同じ姿勢のままで足だけバタバタ動いているという格好になっている。

こういう仕事をしている限り遅かれ早かれそういうことになってしまうのかもしれない。ひとりふたり・・と腰を悪くし、みんな同じ格好で歩く。
扉を開けてヨチヨチと出てくる姿・・・・そのうちカルガモの親子と言われる日も近い。

11月13日
いつのまにかうらじゅんの更新も1週間に一度の割合になってきており、やっぱりトレーニングと同じじゃあないかと、無言のプレッシャーを受けているような気がする。
このところ仕事が重なりそのすべてが「大至急」を要するものだったので自分でも何をやっているのかわからないくらいであった。
重なるときは重なるもので、そうでないときは何もない、これがこの業界の辛いところでもある。
もちろんメンバーにとってもこの数日はきっと辛かったと思う。

パソコンでデータ整理をしているときに、珍しくフロッピーディスクを開けることがあり、わけのわからないエクセルデータを新しく入ったY女史が開いた。
データの中には文字が一言

「帰りたい」

とだけあった。
いつの頃のものかは定かではないけれど、当時仕事に埋もれていた頃、誰かが密かにこの文字を打ったものと推測できる。
「これはなんですかぁ〜?」開いたY女史はそう聞いていたが、そのうち彼女もそういう心情になるものかと今から心配になってくる。

11月8日
サボっているとか、もう飽きちゃったんじゃないかと、うらじゅんについてはいろんな批評を受けながら、1週間のご無沙汰です。
いつのまにか締め切りを過ぎてしまった仕事を片付けながら、電話対応に来客の対応そして社内の業務の整理等々・・・・一日が24時間ではなくて36時間であっても結局同じなんだろうなと考えつつここ数週間はその修羅場をくぐってきた。
いやまだくぐっている最中である。
仕事の量は確かに多い、ただそれに甘んじて他のことをやらないというのもなんだか世間から取り残されそうで怖いものでもある。能率がどうしても上がらない場合もあるが忙しいときはそれでもデスクにかじりついてしまう。

以前、やっぱり気分転換は必要だぜぃ!とばかり三宮のトレーニング事務に通い始めたことがあった。
夕方から数時間そこで気分転換を図ればまた仕事も能率が上がるものだから。
「週どのくらいこれますか?」
「そうですね・・・2日に1回程度ですかね。」
「それだったら理想的ですよ。毎日の場合は筋肉に負担がかかりますしね。」
「まあ気分転換を図れればいいから軽くですけどね〜ははは。」
などという会話がジムで行われたわけだ。
結果から言えば、通ったのは最初の2日間だけでそのまま行かなくなってしまった。
最初に頑張り過ぎたせいもあるのだが、我ながらひどいものだと痛感している。

オフィスの近くに24時間営業のジムが出来た。
あたらしもの好きな僕としては一度覗いてみたいという気持ちがまたうずうずと湧き上がってきている。今度はあまり無理をせず、1週間に3日程度で行こうと考えているのだが、これを見ているオフィスのメンバーは、また懲りずに、ね〜〜などと思うことだろう。
以前の失敗を生かして前向きに何事にも挑戦していく、これは必要ではないだろうか。
うらじゅんにまたその成果を記すことにする・・・

話題に上らない場合はまたかよ〜と思ってください。

11月2日
高校時代、好きな子に対してシャイな気持もあって面と向って話ができなくなってしまう、いやわざと避けたりしていて、その後いい年齢になってから再会すると、その当時のことを「いや〜あの頃は青かったんだな・・・」なんて言う気持になってしまうこと、それに似た感覚が昨日のTulipのコンサートにあった。
予想していたオープニングの曲はみごとにはずれ、「The Love Map Shop」から始まったステージに一気に引き込まれていった。
年配の人と若い人が共に楽しめるような彼らの音楽というのは流行りのものを取り入れたものではなく、全てがスタンダードなものを意識して創られていたんだな、とそのときあらためて認識してしまった。やっぱり青かったわけである。
30th Aniversary 、である。
「あの頃はアイドルだったんですよ・・歳とりましたよね。・・・でも、あななたちもそうですね・・」MCで財津和夫氏がそう言った。それは確かにそうだが、彼らのそのいい歳のとり方を見ながら僕自身もそうなりたいものだと思った。
演奏楽曲の全てを熟知していおり、最後まで一緒に歌ってしまったので喉が少々疲れている土曜日でもある。
さて、気持を新たにして溜まった仕事を片付けていくことにするか。

ポール・マッカートニーの大阪最終公演のチケットが確保できたと昨夜連絡が入った。
チケット料金は1万円を超えるものだった。
頑張って仕事しなくっちゃ・・・。

11月1日
え〜〜っと、あらら・・・いつのまにか11月になっちゃってたんだ。
このところず〜〜っとオフィスでカンズメだったからな・・・
だからこれも本当は11月の項に入るべきなのかもしれないけれど、まあ細かいことは抜きで、ということで。10月31日までの文をまとめて書いておきます。

今日は実はこっそりと夕方から近くの国際会館で催されるコンサートに行こうと思っている。
誰のコンサートかって?それはですね、以前にも書いたように昔っからTulipのファンだったので、それです。
20年以上も経って彼らのコンサートを見ること自体なんだか不思議な感じがするが、最近は再結成するバンドも多いのでさほど珍しくはないのかもしれない。
ただ若い頃は女性ファンが多いバンドだっただけにミーハーじゃないんだぜぃ、オレは・・なんて突っ張った気持もありコンサートに行く機会がなかったわけである。
それだけに自分自身が大人になってからはじめて彼らと出会うということは緊張感と多少の恥じらいをもって今日のコンサートに臨むというわけである。

今日は早く仕事を片付けて、電話も留守電ボタンを押して行ってこよぉ〜っと。
・・・・・・・あれ?まとめて書くというのはどうした、だって?
あ、そうそぅ、そういうことはすっかり忘れてました。

辛いことの後の楽しみ・・・こういうのって必要じゃないかな・・・ということですよ。

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