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12月27日
広島で打合せを行い、その足で博多へ入る。
そこで忘年会も兼ねて夜中まで飲む。
翌朝、つまり今日だが、博多から帰ってきてから大阪で挨拶回りを・・・今、オフィス内で最後の打ち上げを行ったところである。
しかも最後の最後で風邪を引いてしまい、頭は少しボーっとした状態でこれを書いている。I平から久しぶりにBBSに書き込みがあり、まあ相変わらず怠惰な生活をしているので安心する。

これが今年最後のうらじゅんになるかと思うと少し残念な気はするが、来年は気持を新たに書くことにしよう。

では、皆様良いお年を。

12月25日
着メロの話題を残したままいつのまにか1週間が過ぎてしまった。
24日のイブは自宅でささやかなホームパーティーを開いた。
NZから帰国中の長男、そしてそのガールフレンド、USJでイベントを終えたばかりの友人のエド氏御夫婦、そしてモモにココ、が参加者である。
僕はエド氏からのクリスマスプレゼントとしてアルコールチェッカーなるものをいただいた。息を吹きかけるだけでアルコール濃度が表示されるというすぐれものである。
すぐれものであるからといって飲んでからそれをチェックし大丈夫なら車で家に帰る、ということはしない。もう最近は飲んだら乗らないということを実行している。
オフィスで酔いを醒ましてから帰るという手もあるのだが、以前のように途中で害虫駆除の為に追い出されたらたまらないしね。
まあ、そういうわけで今年のクリスマスイブは比較的のんびりとした形で過ごす事が出来た。
今日会社に少し早めに出社したらカオナシ君が既に出てきていた。彼のことだから街へ出て大騒ぎをして寝ないで出社、とばかり思っていたのだがそうではなかった。
この日に限って飲みに行く相手もおらず、家で酒を飲みながらテレビを見る、画面にはお決まりのクリスマスの喧騒さが映し出されており、それを見ることで珍しく孤独を感じていたらしいのだ。
「イブの日って、孤独ですよね〜」
昼食時にそう言っていたが、一人でテレビを見ながら酒をあおる姿が彼には似合わず、僕は心の中でつい微笑んでしまった。
「そういうもんだって、彼女も昨日は本命とデートだったろうしね」
ピクっとこめかみに筋が浮き出るカオナシ君。
そうやってからかうのもこういう時期ならではのことである。

おっと、着メロの話はどうしたんだよ〜、だった。
クリスマスももう終わり、あとは新年を待つばかり、歳が明ければ巷には「春の海」を着メロにしたオッサン連中が増えるのではないかと・・・そういうのはないか。

豊郷小学校の事件については最近になってやっと全国区のニュースとして流れるようになった。
この話しについては、また明日書くことにする・・・・といって書かないかも。

12月18日
A氏の顔は紅潮してこわばっている。
その隣のO氏は酒がまわり過ぎてろれつが回らなくなってきている。
僕もさっきゲームの罰ゲームで飲まされた大量の七味唐辛子入りのストレートウィスキーのおかげで頭が回り始めている・・・・。
出張先で、仕事を終えた後食事をし、そのあと流れて入ったとある酒場での風景である。
何をやっているかといえば5人でカードをやっている、その風景の一部なのだ。
つきに恵まれたA氏はその傍らに大量のチップを積み重ね、隣に座っているO氏は既に目は閉じかけで半ばやけ気味。手元のチップはどんどんツキ男のそのオッサンに吸い込まれていく。
「どうだ!おぉぉ、やったぁ〜、がははは」
「ツキ、っていうものは人生とおなじでな・・・」
ツキ男とつかない男とでは言葉も違ってくる。
僕はといえば、まあトントンで、傍から見ればつまらない男だとでも思うかもしれないようなゲームのまわし方をしている。
こういうところでほとんど飲まないような僕にとってはその流れに任せるしかない状態でもある。
そのとき大きな音量でそのごつい体型には似合わないかわいい着メロと共にA氏の携帯が鳴った。
「ああ、ぼくだけど・・うん、うん・・・」家からだろうと想像できる。
今まで顔面を紅潮させ「がははは」だったのが、「うんうん・・・」今までの大きく足を開いた姿勢から次第にうつむき加減で丸く小さくなっていく。
このギャップは見ていて面白い。
頭にネクタイを巻きつけたJ氏はこれみよがしに裏声で黄色い声を作る。
ますますがははのオッサンの姿勢は小さくなっていく。
飲んでいる場においては例え上司であっても男同士だぜい、というJ氏の態度には感銘を受けた。
ここで書きたかったのは、携帯の着メロである。
僕自身は今まで着メロを愛用したことがなく、いつでもマナーモードにしているし着メロというものにはアイデンティティーをまったく感じていない。
「これが今ナウい着メロちゃうかぁ〜」などと、歳の頃は充分大人であろうオッサンと道ですれ違ったことがあるが、いやはやなんとも・・・である。
今は近づいてくるクリスマスに備えて、街にはクリスマスソングの着メロが増えつつある。これはこれを聞いている誰か、を意識してそうしているのかっていうことが気になってしかたがない。
もうひとつ気になるのは、まあこれはあくまで僕の行動範囲の中だけでしかないのだろうが、意外と若い女性の着メロというのをあまり聞かない。
一番目に付くのはやっぱりオッサン、である。
いきなりとんでもないメロディーが鳴り出す、見るとそこにはオッサンがいる。
ご丁寧にワンフレーズをまわりに聞かせてくれて、それからおもむろに、
「おう!わしや!」(ちなみにそのときの着メロは、ポールモーリアの「エーゲ海の真珠」、だったと思う)
なんて出るといったシーンに出くわしたこともある。

おっと、時間がなくなってきたのでこの続きはまた明日。だから今のところ、落ちはなし、です。

12月17日
  毎年ルミナリエが催される頃、夕食をそこの屋台で摂るのが常となっている。
鹿児島の屋台で「幻のラーメン」と謳われている所がある。
最初はたかが屋台、とたかをくくってその暖簾を分け入ったのだが、これがなかなか美味しい。味をしめたのかその後毎年のようにそこへ行くのが習慣となった。
今日は比較的早めに仕事を終えたメンバーとそこへ行く。
週末から体調を崩し、珍しく食欲がなかったカオナシ君は、昼間は近くの診療所で点滴を受けていたのに、夜はちゃんと目の前に座ってうまそうにそのラーメンを食っていた。
最後の一滴まで飲み干したその顔にはいつもの不健康な元気さが戻っていた。
僕はといえば、またオフィスに戻って明日の出張の前にやっておかなければならない仕事を片付けているところである。
いつもならば年末になると、忙しい、という声があちこちから聞こえてくるのに、今年はそうでもない。そう言えば幾分今年のルミナリエは人が少ないような気もする。
一年が終わる時、今年もよく仕事したな、という気分でそして新しい年を迎えたい、毎年そう思っているしこれからもそう思いたい。
一人のオフィスでそうしみじみ思っている・・・・
おっと、そういえば向こうの方でマウスをカチカチやっている新人のY君がいた。
恒例の年賀状作りを頼んでたんだ。
おもむろに椅子から立ち上がり、その出来にけちをつけに行く自分に対してもなぜかいとおしさを感じる、そういう夜でもある。

12月10日
昨日、近くのレストランで夕食を摂りながら、
「ルミナリエは、もうそろそろ試験点灯があるんだよね。その時に行くのが一番。
始まってからじゃあもうひとばっかりで見えないもんね〜」
「あ、そういうのがあるんですか〜、知らなかったな・・」
「もうそろそろだろうからその時に仕事終わらせていこうぜ。それがルミナリエを見るコツだからさ」
そう話しているちょうどその頃、道路の向こう側でルミナリエの試験点灯が慎ましやかに行われていた、らしい。

こういうのって非常に悔しい。

12月6日
この季節になるともうひとつしなければならないことが増える。
年賀状、というヤツだ。
設計事務所らしいものをと考えるのがいけないのだろうが、やっぱり出すなら目を引くようなものをと性懲りもなく考えてしまう。
そのおかげで最後の最後まで仕事の忙しさを言い訳に取り掛からない。
まあそれが僕の悪いところなんだろうが、去年などは切羽詰ってきてもなかなかできなかったので、
「忙しいのはわかるけど、もう知らないからね」
T女史にも冷たく突き放されてしまったわけである。
今年は新人のY君もこの「年賀隊」に加わってもらって・・・いや、無理やりに参加させたといったほうがいいのか、僕としては少しばかり他人に責任を押し付けた格好となっているので精神的には楽になってきている。
去年はカオナシ君が明け方の4時頃までかかって仕上げを行った。
今年はその役目をY君が引き継ぐことになるのであろうが、彼は今そういうことになろうとは夢にも思わず、一生懸命締め切り迫る図面を仕上げている。
週末の夜はハード、である。

12月5日
新大阪方面行きのJRの車内で。
「ピストルで膝撃ってよぉ〜・・・・」とか「目玉が飛びだして・・・」という話声が聞こえてくる。
ええ!!ちょっとやばいんじゃない、そういうのって。
進行方向に向かって立っている僕の背後で数人のオッサンがそういう話をしていた。
はっきりと聞こえるわけではなく、途中車内放送やら、橋を渡るときの一段と大きくなる電車の振動音等々で時々声がかき消されてはいるが、そういう話が聞こえてくる。
恐る恐る電車の振動で動いたかのようにして後ろを見ると、ただのオッサンが3人で話をしている風景が見えた。こういうただのオッサン、が本当は一番怖いものなのだろうか・・・。よくよく聞いてみると、とはいってもその人たちに近づいていったわけではないが、建設業界関係者らしく、ピストルというのは外壁をとめるためのガンであり、まあちょっと手が滑ってそういう事故になったらしいのであった。
目玉は、おそらく業界用語でボルトかなんかだと容易に想像できる。
このように、業界ではわかる人にはわかるんだけど、異業種になるとまるで解らないという言葉が実に多い。例えば、建築業界の場合、動物の名前が多用されるところがあり、これはこれでこの業界に入ったばかりの人はきっと戸惑ってしまうと、思う。
「ネコで受けちゃえば?」
アノキマグレナネコガドウシテデテクルノ?シカモソレデナニヲウケルノ?、なんて思うだろうし、
「ウマがあるから大丈夫・・・」
この人は競馬の馬主なの?なんて思うこともあるだろうが、あくまで建築用語ではある。
先ほどのピストルとか、目玉なんてのもその一つ、なんだろうね。施工現場での業界用語はもう一つなので。

一級建築士の試験、僕はもう二度と受けるのは嫌な類のものではあるが、これは合格するのはかなり難しい。年々難しくなってきているようだが、かなり昔の試験問題集を見ると五者択一の問題で、次のような問題が出題されたことがある。
((註)但し、ちょっとうる覚えではある)
「次の単語の中から建築とは関係ないものを選べ。1.ウマ2.トラ3.タコ4.ネコ5.カバ」・・だったと思うが、まあそういうへんてこな問題も出ていたわけで、それを考えると今の試験問題はかなり高度になっている。(正解は5.)

社内でだけ通じる用語がある。
「ここんところの(はししゅう)おかしいんじゃない?」(柱周辺部補強、の意味である)
「え〜〜、もみっち、ちょうしてるのかよぉ〜〜」(某企業のもxxxさん、出張してるの?、という意味である)
「バリウザ〜イ・・」(すごくみっともないんじゃないですか?・・但しこれはカオナシ君のみ使用)等々である。
話がいつのまにかはずれてしまったので、まとめに入る。
まあ、どの業界でもそういった用語というのがあってその業界から一歩外に出ると、まったく通じない言葉、または思いっきり勘違いする言葉、というのがあるから外ではあんまり使用しない方がいいかもしれない、ということである。

「盗撮、まだ写真足りないんじゃない?」
(HPの神戸の写真を出すにはまだ数が足りませんよ〜)
「すぐロケハンしてきまっす・・・」
(すぐ街並みの写真をとってきまっす)
あぶないかも。
まあ、これは業界の中でもひんしゅくを買う言葉には違いない。

12月3日
12月に入るとあちこちから忘年会の声がかかる。
その前にこちらとしては、今抱えている仕事を全部綺麗に片付けてしまいたい心境にある。

いつのまにか督促の声さえかからなくなった仕事もこなしながら、もちろん、督促がかかっている仕事も必死にこなしながら・・・・
「xx日なんですけどね〜、あいてる?」
「まだなんともいえないんですけど・・むにゃむにゃ・・あ〜あいてます。いやあけますので・・」
お客さんからのお誘いは断らないようにしないと、で、手はスケールとシャープペンシルを走らせながら、そしてパソコンのキーを打ちながら応対しているわけである。
いつか必ずや終わる日を夢見て。

12月に入ってから夕方勉強会を行うようになった。
テーマはその日にわからなかったことや、まあその他なんでもである。
朝は朝でミーティングを行い、昼間はいつもながらの督促電話、そして夕方から勉強会で、これに忘年会が加わったら・・・・いつ仕事するの?

「xx日あいてますか?」
「変わりにAを参加させますよ。彼なら宴会芸は豊富だし、なんでもやりますよ。」とか
「僕のような男より色気があったほうがいいでしょ?女性を一人行かせます。」
喜ばれそうな気はするが、メンバー全員宴会要員で出払って、じゃあ一人で仕事か・・・やっぱりだめだな、こりゃあ。

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